トニトニイヤーの振り返り

今年の振り返り、なんて現場まとめ以外したことがないですが、今年はしてみようと思ってはてなを開きました。まだ一ヶ月残っているのですが気分が乗っているいまやらないと結局やらないと思うので、まだ2日ではありますが書き残してしまおうかと。体感の記憶の記録、みたいな感じ。

2020年の現場はじめは東京ドームで行われたJUMPコン。コンサートの中でやぶくんが「しあわせにしてやる!」と言ってくれたので、ポニョばりに「あぐら、やぶくん、すきー!あぐら、しあわせになるー!」と2020年しあわせ宣言をしました。あの頃はこのような一年になるなんて思っていなくて。雲行きが怪しくなってきたのは、体感では1月下旬のこと。事が大きくならないといいなと思っているうちにだんだん仕事にも様々な影響が出始め、2月下旬になるとあっという間にライブや舞台の開催がどんどんあやしくなっていきました。3月になると仕事も可能な限り出勤しないでと言われ家に篭るようになり、予定されていたライブや舞台の中止のお知らせが毎日のように流れてくるようになって。(話はそれますが、この頃を振り返って思い出すのが、東京公演をやりきった毒毒モンスター。(観てないけど…)ふぉ〜ゆ〜福ちゃんの「社長が亡くなって一発目の舞台主演」とか「コロナ禍でもギリギリまで上演し続ける舞台に主演している」ところ、ほんと福ちゃん。)

この時期、本当に心を救われたのがEndless SHOCKのインスタライブでした。世の中や自分の心がどんどん暗く不安に覆われていく中、公演が中止になった彼らができることをできる形で実施してくれたことが本当に希望でした。エンターテインメントに勇気をもらったことは数あれど、こんなに切実だったことってあるかな、というのがこのSHOCK配信でした。今まで観てきた舞台が、本意ではないとはいえ今までとは違うなかなか見られない形で観られるのは楽しくもあった。光一くんと空飛んだし…!

わたしとしては4月に上演予定だったやぶくんの舞台や5月のSexyZone横アリ公演、3月と5月のびよーんずのライブが中止になりチケットを払い戻しました。この状況でなんてできないしやってほしいとも思わないけど、でも悲しい…という行き場のない気持ちをどうにか落ち着け…られるわけもなく。気が滅入りました。この頃はなかなか家からも出られずとにかくしんどかった。

配信のコンサートがちょこちょこ始まって、美 少年のドラマの撮影も開始したりして、というのが6月頃だったっけ。仕事でまた通勤し始めたのもこの頃。久しぶりの通勤は体力がなくなっていて普通に仕事をしているだけなのに筋肉痛になったりしていた。なんやかんやで7月に入り、月末にはびーのドラマも放送開始。今年の7月は涼しくてよかったな…(ただ長かった梅雨による湿気で、職場ではカビとめちゃめちゃ格闘した…)

8月にはサマパラがあり。わたしはJr.の現場にあまり縁がないので、今年の夏の現場は例年通りEXシアターで行われていたら入れていなかっただろうと思います。配信だから見られたというか。あの頃ジャニーズから離れていたわたしがびーをそして大昇をもう一度見ていきたいと思ったのは、今年のサマパラを見たからなんです。そう考えると今年この状況じゃなかったら、いまわたしはおそらくこうしてびーや大昇を見ていなかった。なーんか人生わからないですね。あとわたしはいろんなことをごちゃごちゃ考えながらコンサートを見るので、環境関係なく見たいテンションで見られる配信という形は悪くないなというのもあって。もちろん今後も配信でというのはごめんだし絶対に現場がいいんだけど、今年の夏のコンサートが配信だったからもう一度ジャニーズを見たいなと素直に思ったのはあると思う。

そしてわたしの中で今年一番の喜びは、やっぱりこれ。エルフザミュージカルです。8月31日の朝飛び込んできたニュース。大昇が主演でミュージカルを上演するって!演出は宝塚の方!共演にたーたんと別所さん!その日は嬉しさのあまりばっちりお化粧をして髪を巻いたこと。わくわくして職場までの道をスキップしてしまいそうになったこと。朝からスポーツ新聞を買ったこと。中学生の頃からSHOCKやプレゾンに出たい、舞台に立ちたいと言っていた大昇。好きな人の夢が叶う時に立ち会えてとてもしあわせでした。劇中で大昇演じるバディが柏木ひなたちゃん演じるジョヴィのことを「奇跡だ!」って言うのだけど、わたしにとっては大昇、あなたこそ奇跡です。このお仕事が決まってからずっと緊張していたんじゃないかなぁと思っていたのですが、千秋楽を迎える時には終わりたくないって夜も眠れなかったって。この初のミュージカルが墓場まで持っていきたい経験になったって思えるものになったこと。大昇のことが好きなわたしにとって、こんなに嬉しいことはありません。大昇の美Daysからも、ひなたちゃんのブログからも、本当にあたたかいカンパニーだったんだなぁということが伝わってきて、舞台が終わってからもどんどんこの舞台のことが好きになっています。そしてバディを演じる姿を通して、大昇のことをまた好きになりました。

2020年、エルフザミュージカルのことが頭をいっぱい占めるけれど大昇をはじめびーは本当にいろんなお仕事がありました。配信のコンサートやサマパラ、グループでのドラマ、嵐コンのバック、これから始まるドリボ。個人でも上記のミュージカルをはじめ、ドラマやバラエティ、モデルなどなど、あげたらキリがないくらい。感染症がなければ…と思ったことはもう数え切れないけれど、「あんなこともあったよね」って話せる時が早くくればいいなと思います。大昇に降りた時に、「大昇には、かっこいい!!かわいい!!おもしろい!!と興奮したりもしますが、わたしにとって常温で見られる人だなと感じていてそれがとても心地よくて降りたいなって思った」って書き残していました。それはいまも変わっていません。2020年は改めて大昇の行動や言葉といったひとつひとつを大切にしたいなぁと思った年でした。来年も引き続き、そしてもっと、大昇の選択を自分の目で見て大事にしていきたいなぁと思う次第です。