平野くんのこと

2014年の夏ごろから一年くらい、私はジャニーズから完全に足を洗い、好きだったグループのステージや番組を全く追わなくなっていました。そんな時に偶然見たクイズ番組で平野紫耀くんが歌っている姿を見てシンプルに「顔が好きすぎる」と思い、もう一度ジャニーズを見始めました。彼は出戻ったきっかけだったわけですが、きっかけにすぎないわけではないのです。

ツイッターには何度も書いたことがあるんですけど、「死ぬなよ」って言う紫耀くんのことが私はすごく好きなんです。

「この惑星の上に 生まれてきたこと もう後悔しないように 勇気をあげる」

君のために僕がいる/嵐

作詞:大倉浩平 作曲:馬飼野康二

アイドルはこの歌詞のプロのことだと、私は思っています。紫耀くんが死ぬなっていうからなんとか生きているっていう子。家や学校に居場所がなくてつらい思いをしている子。そんな子たちがどれくらい彼に救われているんだろうって。ジャニーズってきっとずっと、そういう人の心の支えになってきたと思うんです。去年のコンサートでも、CDを聴けば雑誌を開けばそこにいるって、自分たちがテレビにもっとたくさん出れば今よりもっと会える、だから頑張る。そう言っていました。本人はアイドルらしいことは苦手だって言うし、紫耀くんの考えるアイドルらしさからは遠いのかもしれないけれど、私から見た紫耀くんは本当に立派なアイドルです。

そんな未来が来ないことなんて考えたこともなかったけど、デビューして、めちゃめちゃ売れてくれて、本当によかった。アイドルで居続けることを選んでくれていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。