美 少年のSummer Paradiseを見たよ

配信系といえば3月の横アリ以降見ていなくて、8月に入ってから見たのもAぇの春公演だけでした。でもなんだかわからないけれど、美 少年の公演は見たいなーと思っていた。美 少年はもともと大昇のことがとても好きなのも要因のひとつでした。

美 少年のことは好きだし楽しいに決まってると思っていたけれど、ここまで夢中になって公演を楽しめるとは思っていませんでした。どうして楽しかったかって、それは彼らがまっすぐジャニーさんの意志を継ごうとしていたからでした。わたしはジャニーさんが亡くなってから喪失感や悲しみで今までのようにジャニーズを見られなかったのですが、美 少年そして特に大昇のパフォーマンスを見て、彼らの中でジャニーさんは生き続けていると思いました。ジャニーさんから王道を託され、本人たちがそれに応え、亡くなった後もジャニーさんから教わったたくさんのことを受け継いでいくという選択をし続けていた。ここまで書いて、美 少年というグループというよりジャニーさんの影が見えるから好きなのでは?と思ったりもします。正直、それは少しあります。でも、その選択をひっくるめて美 少年というグループなんだと思います。平和で肯定的でふわっとしながらもとても素直で斜に構えることのない彼らのことがわたしは大好きです。もう一度美 少年、そしてジャニーズを見ていきたいなと思った、そんなサマパラでした。

 

ここからは大昇(いつもは「たいしょー」って書くのでいつも通りに書く)のソロの話をしますね。

 

特に好きなメンバーであるたいしょーのソロは毎回毎回息を飲むように見入っていました。少年隊のfin.という曲。歌詞は錦織さんが書かれているとのことですが、この状況で意味をもたせると、天にいるジャニーさんとのことを歌った曲で。ステージにあるのはジャニーさんの椅子や、舞台の台本。たいしょーが毎回曲のラストで台本から手を離すところ、たいしょーの手から離れていってしまうんじゃなくてたいしょーがそっと宙へ上げているように見えました。ただ回によっても違って、離れがたいよねって気がした回があったり、オーラスでは最後のたいしょーの表情が今までで一番やさしくて穏やかだった気がしたり。そうだよね、そんなすぐに前に進めるわけじゃない。そこにめちゃくちゃぐっときました。ごめんね。ジャニーさんが言っていた、限界の向こうだよねって。ジャニーさん、実はTDCにいたでしょ。毎回毎回一番いい席で見てたでしょ。うれしかったでしょ。

わたしがひとつだけ運命をいたずらできるなら、来世でジャニーさんとたいしょーをまたプロデューサーとエンターテインメントを目指す少年として出逢わせてあげたい。