九歳

2017年になって一ヶ月経ってしまったけれど、2016年のデビュー日によせて。


遅くなってしまったけれど、Hey!Say!JUMPデビュー9周年おめでとうございます。
JUMPのよさが、やっと!やっとのことで!世に出てきたことがとても嬉しいです。

JUMPのメンバーは比較的すっとデビューできたと思っていて。だからこそ辛くも苦労もあったということを忘れないでいたいなと思います。バレーユニは結成とデビュー、両方のはじまりが一緒です。デビューしていない先輩たちがたくさんいる中で弱音が吐きにくいところがあったり。メディアにもなかなか出られなかったり。みんな違ってみんないいし、みんな違ってみんな大変なんだ。でもJUMPは謙虚にまっすぐ目の前のことを一生懸命やってきた。

2011年の11月14日、名前が消えて、もう、これでもかというくらいどん底まで突き落とされて、こんな未来が待っているなんて思えなかった。年明けのコンサートで9人全員でという言葉を聞いて、9人で進もうとしている彼らに苛立ったりもした。10人だったら今とは違う形。9人だから今の形。私は10人のJUMPのことも、今のJUMPのことも、とても好きです。

ゆとり世代の私は、同年代でゆとり全開なJUMPが売れたその時、ゆとり世代は救われると思っていました。だから彼らが売れてきていることがすごく嬉しい。変わったようで変わらない。器用じゃないかもしれない。貪欲さが見えないかもしれない。でも私は、JUMPの素直で優しくて謙虚なところが本当に大好きです。これからも、らしくいてください。ベストアーティスト、今までで一番かっこよかったです。9周年、ほんとにほんとに、おめでとう。